こんにちは! アッキーです♪
今日も気学のお話です・・・
中国の奇門遁甲風水は、古代中国において「戦争に勝つための方位術」から
派生したというお話でしたが、
日本には仏教伝来のころに伝わったといわれています。
唐より伝わった「律令制度」において、
国家機関である「中務省」の中に「陰陽寮」という部署が設けられ、
気学、天文・時・暦の編纂を使って、日本の国は統治されていたということです。
平安京の建立にも影響を及ぼしていました。
当時気学は、陰陽師やえらいお役人しか知りえない学問だったそうです。
秘儀ですね。有名なのは方違えという風習。
【方違(かたたがえ)】
陰陽道に基づいて平安時代以降に行われていた風習のひとつです。
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外出や造作、宮中の政、戦の開始などの際、その方角の吉凶を占い、
その方角が悪いといったん別の方向に出かけ、
目的地の方角が悪い方角にならないようにした。
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また、徳川家康は気学の達人だったと言われています。
天海僧正のアドバイスを元に、気学を用いて江戸城の開府や
江戸幕府の政策に気学を活用していたと言われています。
江戸時代になると、「辰巳の玄関、乾の蔵」といったように
気学は庶民にも広がるようになりました。
その後大正時代に、日本の気学の祖と言われている園田 真次郎先生が
日本で流行っていた「九星を用いる方鑑学」をベースに
九星術を気学(九星気学)としてまとめたと言われています。
歴史も紐解くと面白いな~と感じます。
先人たちの智慧を私たちの生活に活かし、
暮らしの中で実践していければなあと思いました。
ではでは!
Have a nice day♪
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